パンサーズがQBアレンをレッドスキンズにトレード
2020年03月24日(火) 11:32現地23日(月)、カロライナ・パンサーズが一人のクオーターバック(QB)を加え、別の一人をトレードに出す。
パンサーズがQBカイル・アレンをワシントン・レッドスキンズにトレードに出すと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に報じている。
NFLネットワークのイアン・ラポポートはレッドスキンズがアレンと引き換えに5巡目指名権を差し出すとつけ加えた。これはデプスチャートの下方に沈んでいたQBの見返りとしては妥当だと言えるだろう。
このトレードの前に、パンサーズはXFLで活躍しているP.J.ウォーカーと契約している。
パンサーズは先日、独占権フリーエージェント(FA)のアレンと1年契約を結んでいた。
24歳のアレンは負傷したキャム・ニュートンに代わって2019年に12試合に先発し、パスアテンプト489回に対して成功率は62%、3,322ヤード、アテンプト平均6,8ヤード、タッチダウン17回、インターセプト16回、パサーレーティング80.0を記録する一方、13戦でサック46回を喫した。堅実なスタートを切ったアレンだが、シーズン終盤には低迷している。
ワシントンに向かうことで、アレンはヘッドコーチ(HC)ロン・リベラと再会する。アレンはドゥエイン・ハスキンズの新たなバックアップオプションとなるが、2年目QBのハスキンズが現時点でデプスチャートのトップであることには変わりがない。少なくともリベラHCは馴染みがあり、ピンチの際には先発も可能なQBを手にしたということだ。
アレンをトレードに出すことで、混み合っているパンサーズのQBルームに2年目QBウィル・グリアーのための余裕ができるかもしれない。新たにテディ・ブリッジウォーターと契約し、ウォーカーとグリアーというワイルドカードがいるパンサーズは、今もニュートンのトレードかリリースを試みている。
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