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カウボーイズCフレデリックが引退、理由の一つにかつての闘病

2020年03月24日(火) 15:24

ダラス・カウボーイズのトラビス・フレデリック【Matt Patterson via AP】

トラビス・フレデリックが引退する。

ダラス・カウボーイズのセンター(C)フレデリックが現地23日(月)、NFLで7年(6シーズン)を経て引退することを『Twitter(ツイッター)』で発表した。

カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは声明にて「トラビス・フレデリックはセンターという彼のポジションの性質から、これまでにNFLで形成された中でも最も才能とスキルのあるオフェンシブラインの一つだと私が信じるものにおいて核となる存在だった」と述べている。

フレデリックは2013年から2017年までに出場可能なすべての試合で先発し、2016年にはオールプロのファーストチームに選ばれた。また、2014年から2017年までの4連続を含め、プロボウルに5度選出されている。しかし、2018年にギラン・バレー症候群と診断されたことで、そのキャリアと健康は危機にさらされた。

2018年シーズンは完全に欠場して療養に努めたフレデリックは、2019年に復帰し、5度目にして最後のプロボウル出場の栄誉を得た。

フレデリックは29歳にして引退を決めた大きな理由の一つに闘病を挙げている。 “もう自分の最高レベルのパフォーマンスはできない”と言うフレデリックは自分の“フットボール選手としての時間は終わった”のを分かっていると認めた。

ギラン・バレー症候群になったことでフットボール選手としてのキャリアが終わりを迎えることを受け入れざるを得なくなったというフレデリックは、“自分がその瞬間を受け入れていることに驚いた”と話している。

「俺は自分がキャリアで達成してきたことを誇りに思うし、顔を上げて引退する」とフレデリックはツイッターで述べた。

フレデリックはオールプロに計3度(セカンドチームに2014年と2015年)選ばれ、6シーズンにわたって成功を収めた後に、支えていくべき家族と共にNFLを去る。しばらくの間、その存在はカウボーイズファンの記憶からなくなることはないだろう。

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