カロライナ・パンサーズがすでにキャム・ニュートンに別れを告げていたことが分かった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロは現地24日（火）、パンサーズがMVPを受賞した経歴を持つニュートンをリリースしたと報道。

パンサーズは先週火曜日にニュートンのトレード追求を容認することを明かしていたが、移籍先となるスポットは多くなく、健康状態にも大きな疑問が残る中、1週間後にチームが動きを見せた格好だ。

2011年NFLドラフトで全体1位指名を受けたニュートンはパンサーズの顔となり、2013年から2015年にかけては3年連続NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）南地区タイトルを獲得、スーパーボウルに出場（1回）、ポストシーズンには4回もチームを導いている。

2015年のMVPに輝いたニュートンはパンサーズ所属中にプロボウルに3回選出された。

ニュートンにとって事態はあっという間に悪化したが、この3シーズンはケガに悩まされ続け、複数回におよぶ肩の手術を受けたニュートンは2019年シーズンも2試合に出場しただけで以降は欠場、足のケガも治療が必要となった。

長引く健康上の問題を抱え、契約の最終年となるものの、延長を望む可能性の高いクオーターバックをドラフト指名権との取引で獲得しようとするチームはおらず、カロライナで過ごすニュートンの時間は終わりを迎えた。

次なる話題はそのニュートンが次にどの土地に向かうかだ。

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