チーフス、WRデマーカス・ロビンソンと1年間の再契約へ
2020年03月30日(月) 01:19まだ契約可能なフリーエージェント(FA)の1人がスーパーボウル王者の元に残ることになった。
カンザスシティ・チーフスがワイドレシーバー(WR)デマーカス・ロビンソンと1年契約を交わす予定だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地28日(土)に伝えた。
ロビンソンはおよそ230万ドル(約2億4,800万円)を全額保証されるとのことで、これは新団体労働協約(CBA)で認められるベテランサラリーベネフィットの上限にあたるとペリセロは付け加えた。チーフスのキャップにカウントされるのは100万ドル(約1億800万円)のみとなる。
2016年のドラフトでチーフスから4巡目の指名を受けたロビンソンは2019年までのルーキー契約を全うし、最後をスーパーボウルで締めくくった。昨シーズンの成績はキャリアベストで、出場16戦で10戦先発、32回のレシーブで449ヤード、4回のタッチダウンを決めた。ポストシーズンでは3回のレシーブで25ヤードを稼ぎ、第54回スーパーボウルで39回のオフェンシブスナップを経験した。
キャリア通算では出場64戦で23戦先発、75回のレシーブ、949ヤード、8回のタッチダウンとなっている。
25歳のロビンソンは、再びタイリーク・ヒル、サミー・ワトキンス、メコール・ハードマンといった優秀なチーフスレシーバー陣の輪に戻ることになる。
『NFL.com』の選ぶトップ101フリーエージェントで76番目にランクインしているロビンソンは、マーケットに残されていた中のトップレシーバーだった。彼より価値が高いと考えられるワイドアウト――アマリ・クーパー、ロビー・アンダーソン、エマニュエル・サンダース、ブレシャド・ペリマン――はFA期間の第2フェーズで何人かのレシーバーが浮上する中、この1週間のうちに全員契約を済ませた。これにより、リスト上からレシーバーは姿を消したことになる。
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