オーナーらがポストシーズンの14チームへの拡大を承認
2020年04月01日(水) 09:56プレーオフ枠の拡大が正式に承認された。
リーグのオーナーらは2020年シーズンからポストシーズン進出チームを14に拡大することを投票で承認したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。
この決定は新型コロナウイルスのパンデミックを受けて中止された年次リーグミーティングの代わりとして現地3月31日(火)に実施された電話会議の中で下された。
プレーオフのフォーマット変更はNFLの全32チームのオーナーの4分の3から承認を得る必要がある。
新フォーマットではAFCとNFCのワイルドカードゲームで第2シードがホストとして第7シードを迎え、同じく第3シードが第6シード、第4シードが第5シードを迎えて試合が行われる。
追加されたワイルドカードゲームは『NBC』と『CBS』が放送することもリーグは発表している。現地2021年1月9日(土)に3試合、翌10日(日)に3試合が行われる予定だ。
プレーオフ出場チームが各カンファレンスで1チームずつ増え、6チームがワイルドカードで争うことで、ファーストラウンドバイの権利を得るのは第1シードのチームのみとなる。プレーオフ出場枠を広げることでレギュラーシーズンの意味合いが希薄になるのではないかとの見方があった一方、第1シードを獲得することによるアドバンテージはこれまでよりさらに大きくなっており、レギュラーシーズン終盤の戦いはポストシーズンでのポジション争いをするチームにとってさらに重要になるだろう。
これまでに提案されているルール調整を含むその他の2020年の変更点に関する投票は、今のところ5月中旬に予定されているリーグのミーティングで行われる見込みだと以前にNFLネットワークのジュディ・バティスタが伝えている。
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