WRワトキンスとチーフスが新たな1年契約に合意
2020年04月04日(土) 00:40スーパーボウルで勝利する前に、ワイドレシーバー(WR)のサミー・ワトキンスはカンザスシティ・チーフスに残るためなら報酬カットを検討してもいいと述べていた。
そのサラリーを刈り取る時がとうとうやってきた。
ワトキンスは現地3日(金)、今年もカンザスシティに戻ることを発表している。
Im back KC LETS GET IT..! #RUNITBACKTOUR
— King me (@sammywatkins) April 3, 2020
「KCに帰ってきた。今年もやってやろうぜ!」
彼が合意したのはベースサラリーが900万ドル(約9億8,000万円)の1年契約で、700万ドル(約7億6,000万円)のインセンティブを追加することによって最大1,600万ドル(約17億4,000万円)になるとの情報を『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。また新契約にはトレード拒否条項が含まれているという。
最初に伝えたのは『Yahoo! Sports(ヤフー・スポーツ)』のテレズ・ペイラーだった。
報酬カットによってワトキンスはチーフスに残ることができ、チーフス側はドラフトを前にどうしても空きを作る必要があったキャップスペースを500万ドル(約5億4,000万円)確保できる。
ベースサラリー1,375万ドル(約14億9,000万円)、キャップヒットが2,100万ドル(約22億8,000万円)とチーム内最高額だったワトキンスが、これまでと同じ契約でチーフスと2020年シーズンを迎えることは不可能だった。
契約を改めることで彼のベースサラリーをより実績に見合ったものに近づけながら、彼はインセンティブによってその損失を取り戻すことが可能となった。
昨シーズンのワトキンスはレシーブ52回、673ヤード、タッチダウン3回という2015年以来ベストの成績を残した。ポストシーズンではレシーブ14回、288ヤード、タッチダウン1回で、チームとともにスーパーボウル優勝を飾っている。