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年間17試合制に移行でニューオーリンズのスーパーボウル開催年を調整か

2020年04月04日(土) 07:25

ニューオリンズ・セインツの本拠地メルセデス・ベンツ・スーパードーム【Matt Patterson via AP】

NFLが年間17試合に移行するにあたり、2024年にニューオーリンズで開催するスーパーボウルの計画を修正することになるかもしれない。

NFLは2021年から17試合制をスタートさせる権利を持ち、導入されればプレーオフが2月にずれ込むことになるが、2024年のニューオーリンズ・マルディグラとバッティングする可能性があるのだ。

ニューオーリンズがスーパーボウル開催地を失うことはないものの、開催年を1シーズン後にずらす可能性はあり、そうなれば2024年のスーパーボウルは別の都市に移ることになる。

NFL広報担当のブライアン・マッカーシーは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートに「2018年の誘致プロセスの一環として、新たなCBAによる17試合制の導入の可能性を熟考していた。2024年に予定通りスーパーボウルを開催するのか、ニューオーリンズとNFLの双方にとって1年ずらすことがいいのか、セインツおよびグレーター・ニューオーリンズ・スポーツ・ファンデーションと選択肢を検討しているところだ」と語っている。

変更の可能性を最初に報じたのは『NewOrleans.Football(ニューオーリンズ・フットボール)』のニック・アンダーヒルだ。

ニューオーリンズ・セインツのコミュニケーション統括責任者を務めるグレッグ・ベンセルは2018年にスーパーボウル開催が決定した際の声明で次のようにコメントしている。

「ニューオーリンズ・セインツおよびグレーター・ニューオーリンズ・スポーツ・ファンデーションが統率するニューオーリンズ組織委員会は、2024年にニューオーリンズが主催する第58回スーパーボウルに関連し、17試合制のレギュラーシーズンに変更される可能性について、NFLオフィシャルと密に連絡を取り続けていく」

「2018年の誘致プロセスにおいて、新CBAに基づきスケジュールが拡張される可能性が検討されていた。マルディグラと日程の衝突となればスーパーボウルの日程に影響を及ぼす可能性があるため、それについては誘致委員会、ニューオーリンズ・セインツ、NFLが協力して取り組んできた。誘致プロセスを進める中で相互に合意した条件では、2024年に試合を主催するのか、市全体の日程が許せば1年後にスーパーボウルを主催することで合意するのか、NFLと組織委員会があらゆる選択肢を調査することが保証されている」

ニューオーリンズはこれまでに10回のスーパーボウルを開催しており、直近では2013年に舞台となった。

スーパーボウルの開催地は2021年にタンパベイ、2022年はロサンゼルス、2023年はアリゾナに決まっている。

【C】