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NFLとEAスポーツが選手たちのバーチャル映像でドラフトを演出

2020年04月05日(日) 02:43


2019年NFLドラフト【AP Photo/Mark Humphrey】

2020年NFLドラフトが今月末に行われるが、今回はいつもとは違った形で進行することになる。

チームたちから指名を受けるのは実際の選手たちではなく、『EA Sports(EAスポーツ)』が手掛けた彼らのバーチャル映像だ。インタラクティブ・エンターテイメント・ソフトウェア企業の同社はゲームの“Madden NFL(マッデンNFL)”シリーズの開発元として有名で、ドラフト有力候補の選手たちがステージ上に歩き出て、コミッショナーのロジャー・グッデルと対面するシーンをバーチャルに作成中だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

8月にリリースされるMadden NFLの最新バージョンを待たずして、今年のルーキーたちはゲームに登場する自分たちの姿をドラフト日に見られることになる。また、各候補にはフットボールプログラムのための助成金2,500ドル(約27万円)を受け取る高校を1つ選ぶ権利が与えられるとラポポートは付け加えた。

EAスポーツがどんな映像を作り上げてくるかは興味深い。最新版のゲームに導入されたキャリアモード“FACE OF THE FRANCHISE: QB1”を体験した方なら、その実力はご存じだろう。加えて、NFLネットワークのマイク・ガラフォロがツイートしたように、選手たちはバーチャルの世界でなら安全にグッデルとハグを交わすことが可能となる。

「これが99点のハグのやり方」

【M】