空間と時間の無限宇宙論を採用しているあなたであれば、多元的宇宙のどこかでいくつかのNFLチームが今日、オフシーズンワークアウトを始めているという見通しに慰めを得られるはずだ。

悲しいかな、われわれの現実としては、新型コロナウイルスのパンデミックによってフットボール選手たちが集合しての練習は今も中断されている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロは現地6日（月）、NFLとNFL選手会がフェーズ1の開始が少なくとも1週間遅れることになった“バーチャル”オフシーズンの詳細についてまとめているところだと報じた。今のところ、チームが施設から隔離されている選手たちに、自主的な使用のためにタブレットやiPad等を送ることになる可能性がある。

当初のタイムラインではオフシーズンに新たなヘッドコーチ（HC）を雇用したチームは月曜日からオフシーズンワークアウトを始められるはずだった。これに該当するのがマイク・マッカーシーHCのダラス・カウボーイズ、ジョー・ジャッジHCのニューヨーク・ジャイアンツ、ロン・リベラHCのワシントン・レッドスキンズ、マット・ルールHCのカロライナ・パンサーズ、ケビン・ステファンスキーHCのクリーブランド・ブラウンズらだ。

いつからチームが集合可能かは今後の判断が待たれる。

しばらくの間は、リーグは引き続き状況に合わせていくことになる。

オフシーズンワークアウトの開始が延期される中、NFLネットワークのジュディ・バティスタは先週、バーチャルな形でワークアウトや講義を行うプランが話し合われていると報じていた。

リーグはロックダウンが実施される現状と戦っており、オフシーズンがどのような形で運営されるかは引き続き慎重に検討されていく。

2020年NFLドラフトは4月23日（木）から25日（土）にバーチャルな方法で実施される。

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