DEヤングと面談したのはドラフト上位3チームのみ
2020年04月09日(木) 15:09クオーターバック(QB)以外で今年のトッププロスペクトだと多くのスカウトが見ているのがディフェンシブエンド(DE)チェイス・ヤングだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアはヤングを今季の全体トップ選手にランク付けた。
チームの多くはオハイオ州立大学のエッジラッシャーが長くは残らないと考えている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地8日(水)、全体3位指名権を持っているデトロイト・ライオンズよりも後ろの順位を持っているチームでヤングに連絡をとったチームはないと報じた。
チームらは虎視眈々(こしたんたん)と狙っているか、ヤング獲得を最初からあきらめているかのどちらかだ。
シンシナティ・ベンガルズが全体1位でQB(おそらくジョー・バロウ)を獲得し、ワシントン・レッドスキンズが2位指名権を用いてヤングを選択するという予想はこれまでと変わらない。
レッドスキンズは全体2位で、もしくはトレードダウンしてQBを指名する可能性を捨てていない一方、ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラはレッドスキンズがヤングを選択するとの見方を強めるコメントを7日(火)に残した。
QB以外では、ヤングがディフェンダーとしてニック・ボサがドラフトに与えたインパクトに近いものを持っていると見られている。
ドラフトが近づく中で多くのNFLチームがヤングと話し合いを行っていないという事実は、NFL界がヤングのトップ3での指名を確実視し、バーチャルミーティングの時間をより現実的な候補者に使いたいと考えていることを示している。
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