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QBタゴヴァイロアがワークアウトのビデオを全チームに送付
2020年04月10日(金) 11:15クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアの状況に大きな進展があった。
伝統的なプロデーに代わり、タゴヴァイロアは地元のプライベートジムで1時間のワークアウトに参加し、スロー55回に加え、ダイナミックドリルでさらに20回のスローをこなしたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じた。ワークアウトの模様を収めた動画は全32チームに送られ、負傷の影響で健康問題が最大の懸念事項となっていたタゴヴァイロアにとってのバーチャルなプロデー的な役割を果たしている。
新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、ワークアウトの参加人数は10名未満であり、健康と安全のガイドラインに沿って実施されたとラポポートは伝えた。
少なくとも2人のトッププロスペクトがタゴヴァイロアのワークアウト実施を手助けしている。アラバマ大学のチームメイトであるワイドレシーバー(WR)ジェリー・ジューディーと、バンダービルト大学のWRカリヤ・リップスコーンだ。
アラバマ大学でのラストシーズンは股関節の脱臼で短く終わってしまったものの、タゴヴァイロアはNFLドラフト参加の意思表明をすることを決め、これまで6カ月のほとんどで回復とリハビリに努めて、2020年のレギュラーシーズンまでには再びプレーの準備が整うことを証明するために費やしてきた。ワークアウトを通じて負傷前と同じ能力を持つQBであることを証明できれば、ドラフト1巡目の上位で指名されるチャンスは大きく高まることだろう。
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