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ラムズWRクックスのトレードに動くテキサンズ

2020年04月10日(金) 12:06

ロサンゼルス・ラムズのブランディン・クックス【AP Photo/Tony Avelar】

ヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエン率いるヒューストン・テキサンズがさらなる動きに出ており、ワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックス獲得に乗り出している。

テキサンズがロサンゼルス・ラムズからクックスをトレードで獲得するためのプロセスを進めていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

テキサンズは2巡目指名権をラムズに送るのと引き換えに、クックスと4巡目指名権を得る見込みだとラポポートは述べている。

クックスにとってはキャリア4度目のトレードにして4つ目のチームとなる。テキサンズのWR層は厚いものの、スーパースターWRのディアンドレ・ホプキンスがアリゾナ・カーディナルスとのトレードでこのオフシーズンにチームを去っていた。

クックスは2019年にキャッチ42回、583ヤード、タッチダウン2回を記録。これは6年のキャリアにおいて最も低い部類の成績だ。

それでも、26歳のクックスは包括的なオフェンス陣を求めているテキサンズにとって堅実な武器となり得る。エリート選手であるホプキンスをトレードに出したのは不可解な謎のままだが、今回の動きによってクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンにはクックス、ウィル・フラー、ランドール・コブ、ケニー・スティルスといったWR勢に加え、タイトエンド(TE)ダレン・フェルズ、ランニングバック(RB)デイビッド・ジョンソン、デューク・ジョンソンといった面々を擁することになる。

一方のラムズは1巡目指名権を有していないが、テキサンズとのトレードで2巡目指名権が2つになり、3巡目にも2つの指名権を持っている。

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