新型コロナウイルス（COVID-19）の影響が社会活全体に深刻な影響を及ぼす中、また新たなリーグが望まぬ措置に追い込まれた。

現地10日（金）、XFLは全職員に対し、リーグがオペレーションを一時停止することを電話会議で伝えたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報告している。職員の報酬は12日（日）までは支払われるが、その後については不透明だと同局のマイク・ガラフォロはいう。会議の内容を知る人物によると、オペレーション再開についての議論はなかったとガラフォロは付け加えている。

「彼らが使用した言葉は“シャットダウン”だった」とXFL職員の1人はペリセロに語った。

XFLは第54回スーパーボウルの1週間後に始まり、通常は何もない時期の楽しみとして国中のフットボールファンから注目されていた。無理に他の試合を探す必要もなく、視聴者は毎週土曜日と日曜日の午後にテレビをつけて、ABC／ESPNかFOXで放送されるXFLにチャンネルを合わせるだけで良かった。

観客動員は天文学的数字とはいかなかったものの、再出発したXFLはおおむね好意的に受け止められ、それをきっかけにヒューストン・ラフネックスのクオーターバック（QB）P.J.ウォーカーが再びNFLでチャンスを得るなど、いくつか大きな話題を提供していた。

【M】