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元QBタバリス・ジャクソンが自動車事故で死去

2020年04月14日(火) 12:24


タバリス・ジャクソン【Scott Boehm via AP】

NFLでクオーターバック(QB)としてプレーしていたタバリス・ジャクソンが現地12日(日)に自動車事故で亡くなった。36歳だった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはテネシー州立大学(TSU)のスポークスマンの話を元に、ジャクソンはアラバマ州で起きた自動車事故で亡くなったと伝えている。

NFLのQBだったジャクソンはTSUのQBコーチを務めていた。

ジャクソンは2006年にドラフト2巡目でミネソタ・バイキングスの指名を受けた。5シーズンをミネソタで過ごしたジャクソンは20試合に先発している。

バイキングスは声明を発行して「タバリス・ジャクソンがあまりにも早くわれわれの元から召され、全バイキングスファミリーが悲しんでいる」と述べた。

「タバリスの素晴らしい特性の一つが、ポジティブな姿勢とアプローチだった。彼は心から他者を気遣い、良き友人だった。ご家族やチームメイト、そしてすべての場所にいるバイキングスファンが彼を恋しく思うだろう。彼のご家族に心からお悔やみ申し上げる」

タバリスはシアトル・シーホークスで14試合に先発した2011年に最も実りあるシーズンを送り、3,091パッシングヤードとタッチダウン14回を記録している。その後1年をバッファロー・ビルズで過ごしたものの、レギュラーシーズンの試合でプレーすることはなかった。ベテランQBとなったタバリスはシアトルに戻って2013年から2015年にラッセル・ウィルソンのバックアップとなり、その間にスーパーボウルリングを手にしている。

2018年にコーチ業に移行したジャクソンはアラバマ州立大学でクオリティコントロールコーチとQBコーチとして働いた後、2019年にTSUに移った。

TSUのヘッドコーチ(HC)であるロッド・リードは「われわれの思いと祈りは死別の悲しみの中にいるジャクソン家と共にある。われわれは非常に打ちのめされている。彼は素晴らしい若者であり、われわれの選手やスタッフ、TSUファミリーが彼を恋しく思うことだろう」

「タバリス・ジャクソンは愛されるチームメイトにして競技者であり、シーホークだった。彼の不在は強く影を落とすだろう。彼の訃報に触れて心は深く痛んでおり、ご家族とご友人にお悔やみを申し上げる。永遠に君を愛す」

「Tジャック・・・寂しくなるよ。あなたの家族のために祈っている。君が大好きだ」

「2回のトレーニングキャンプで俺はタバリス・ジャクソンと先発の座を争った。両方のシーズンでファーブがやってくるまでね。同じ仕事を争った2人にしては、俺たちはめちゃくちゃうまくやっていた。Tジャックは家族やチームメイトを愛し、彼らも彼を愛していた。安らかに」

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