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10名未満で集まったとカウボーイズQBプレスコット

2020年04月15日(水) 09:16


ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Darron Cummings】

ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットが新型コロナウイルスの流行によるロックダウンの中で一つの波紋を起こしている。プレスコットは週末に集まりを開き、そこにはランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットも参加していたという。

カウボーイズの副社長であるスティーブン・ジョーンズは現地14日(火)に、チームは国のほとんどが自主的な隔離を続けている中、懇親会を取りやめることについてプレスコットやエリオットと話していたと明かした。

「われわれは確かにダックやジークと話した」とジョーンズ副社長は『The Athletic(ジ・アスレチック)』に語っている。

「彼らは今がどれほどセンシティブな状況か確かに分かっていたと思う。こういったことはもうないだろう。彼らはわれわれが最大の敬意を払う者たちだ。彼らはわれわれが置かれている状況がいかに神経質なものか確かに分かっている。現状は間違いなく非常にシリアスであり、彼らがそれを把握しているとわれわれには分かっている」

プレスコットの声明を『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが取得した。

「NFLのQBであることにはさらなる責任とメディアの精査が伴うことは理解し、受け入れている。けれど、人々が匿名のソースからの全く不正確な情報を提供していることにはすごくフラストレーションを感じるし、落胆している」とプレスコットは述べた。

「事実を明らかにしておくと、社会的距離を置くために他の皆と同じように僕ら全員がベストを尽くさなければならないのは分かっていて、それが必要とすることに引き続き合わせていっているけれど、真実としては自宅でのディナー――パーティーではない――に10名未満がいた。僕ら全員が直面している困難のことはきちんと承知しているし、初動対応者やメディアの人、そして長い時間を費やしているすべての人々をしっかりサポートすることを心がけている。このパンデミックにおいて僕ら全員が健康と隔離について自ら学び続ける必要があり、普通の活動に戻れるようになるまでガイドラインに従うことで自分の役割を果たし続けていく」

NFLは新型コロナウイルスのパンデミックの中で施設を閉鎖しており、コロナウイルスの拡散を抑えるべく、選手らには州と地元政府が義務付ける社会的距離に従うよう求めている。そのような状況からリーグは2020年NFLドラフトをバーチャルな形で行うことを決めており、来週からは各チームのバーチャルワークアウト期間がスタートする。

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