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パッカーズとチャージャーズがQBハーツと面談

2020年04月15日(水) 12:18


NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

グリーンベイ・パッカーズとロサンゼルス・チャージャーズがドラフトに出てくるクオーターバック(QB)たちの精査を続けている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはパッカーズとチャージャーズの両者がオクラホマ大学のQBジャレン・ハーツとバーチャルなミーティングを行ったと情報筋の話を元に伝えた。

ハーツは来週に行われるドラフトの最上位層にいると見られているわけではないが、デュアルスレットの能力はハーツを今日のNFLにおいて興味深い存在にしている。

NFLネットワークのアナリストであるダニエル・ジェレマイアはドラフトプロスペクトの中でハーツを50位にランク付けている。アラバマ大学での3シーズンとオクラホマ大学での1シーズンで、ハーツは9,477パッシングヤード、パス成功率65.1%、タッチダウンパス80回に加え、3,247ラッシングヤードとタッチダウン43回を記録した。

パッカーズは数年間アーロン・ロジャースの控えを務めてからその後継者となれるQBをドラフトする考えを検討してきた。ハーツは魅力的なスキルセットを備える傍ら、予測とディフェンスの読みという部分ではスパイスを加えることができるだろう。ロジャースの元で学ぶのは、理想的な到着点かもしれない。

チャージャーズはドラフトの早い段階でQBを指名する見込みだ。しかし、チャージャーズの順番である全体6位が来る前にトップシグナルコーラーがすべていなくなっていたとすれば、チャージャーズはタイロッド・テイラーであと1年かもう少しを乗り切り、将来のQBを確保することについてはもう少し後ろの順位まで待つかもしれない。

また、2番手のQBとして注目されているのはハーツだけではない。

ラポポートはジョージア大学のQBジェイク・フロムもチームとのインタビューを得て“バズっている”選手の一人であり、QBコーチたちの“お気に入り”になっていると報じた。

フロムはジェレマイアが選んだトップ50プロスペクトに含まれていない。『NFL.com』のドラフトアナリストであるチャド・ロイターが作成した最新の4巡目までのモックドラフトによれば、フロムは3巡目71位でニューイングランド・ペイトリオッツの指名を受けると想定されている。

ラポポートはまた、ユタ州立大学のQBジョーダン・ラブがこのドラフトにおける“真のワイルドカード”だと述べ、全体5位から25位までのどこで指名を受ける可能性もあると報じた。

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