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RBマカフリーの高額契約にも「自分はただプレーするだけ」とRBカマーラ

2020年04月15日(水) 13:40


ニューオーリンズ・セインツのアルビン・カマーラ【AP Photo/Bill Feig】

現地13日(月)にクリスチャン・マカフリーが1年あたり1,600万ドルの4年契約を結び、1年あたりの最高額を手にするランニングバック(RB)となった。

RBトッド・ガーリー然り、デイビッド・ジョンソン然り、RBと高額の契約を結んだチームの多くがすぐに後悔することになった。マカフリーの契約が例外的な数値となるのか、それともデュアルスレットのRBたちがいずれ支払いを受ける助けになるのか、それが問題だ。

今後の契約が控えているRBの一人がニューオーリンズ・セインツのアルビン・カマーラで、ルーキー契約の最終年を迎え、ベースサラリーとして213万3,000ドルを受け取ることになっている。

カマーラはマカフリーのニュースについて『Bleacher Report(ブリ―チャー・レポート)』のマスター・テスファトシオンとの『Twitch(ツイッチ)』セッション中に知ったという。

マカフリーの契約が自分に何を意味するのか聞かれたカマーラは「いやだって、互角にはならないだろ」と答えた。

「俺はただフットボールをするだけ。ただのフットボール選手で、契約やそういうこと、お金がらみのことは何も分からない。」

「クリスチャンにシャウトアウトさ。よくやったよ。確実に才能のある選手だ」

マカフリーがラッシングとレシービングの双方で1,000ヤードを超えるシーズンを昨年に送ったのとは異なり、カマーラはこれまで3シーズンで1,000ヤード以上を記録したことがない。ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンの指揮下で主力選手として活躍したわけではないカマーラだが、セインツがこのRBにボールを渡したときには刺激的なパフォーマンスを発揮してきた。

契約が残り1年になったことから、カマーラの状況が次第に表立つようになっている。新団体労働協約(CBA)がホールドアウトを避けるルールを盛り込んでいることから、その点でカマーラの影響力は最小限になった。セインツには来年、カマーラにフランチャイズタグ(今年は1,028万ドル/約11億円にあたる)やトランジションタグをつけるという選択肢もある。

カマーラが2020年以降もニューオーリンズにとどまるのか、それとも報酬を得るためにどこか他へ行かなくてはならないのかは、今季の主要なストーリーの一つになるだろう。

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