今後4年か5年はハイレベルでプレーできるとレイブンズRBイングラム
2020年04月15日(水) 14:25昨秋、ランニングバック(RB)マーク・イングラムとボルティモア・レイブンズは共に活躍してきた。
ラッシングの記録を伸ばしたイングラムとレイブンズはAFCのトップシードを獲得し、テネシー・タイタンズとRBデリック・ヘンリーという力によってせき止められるまで、順調に進んでいた。
キャリア通算キャリー1,500回、通算ラッシングヤード7,000を超えたイングラムだが、近いうちに自身がスローダウンすることはないと考えている。
チームによれば、イングラムは現地14日(火)のメディア対応の中で「俺は恵まれているし、神が俺の体をこういう感触にしてくれていることに感謝している」と語ったという。
「俺は俺のことを気遣ってくれる素晴らしいチームにいて、自分は少なくともあと4年か5年はハイレベルで――最高レベルで――このゲームをプレーできると考えている。そういうふうに感じるんだ。本当にね。身体の感触はいい。よく動けている。衰えている部分は一つもない。もしあれば、そこの部分に取組み、リハビリして強化する。自分の弱点のすべてを強みに変えるためにだ。ただベストでいたい。ベストの一人でいたいと思っているだけさ」
10年目を迎える輝かしいキャリアで2つ目のチームに所属している30歳のRBは、3度目の1,000ヤード超えシーズンを過ごしたばかりだ。その記録のいずれも、過去4年で達成している。昨シーズンの1,018ヤードはレイブンズがNFLの新チームラッシング記録である3,296ヤードを打ち立てる助けとなり、イングラムとクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンは同一シーズンに1,000ヤード超えを達成した2組目のRBとQBのタンデムとなった。
「長く一流のキャリアを持つランニングバックの話になったとき、俺はその話題の中にいたいんだ。そういうふうに俺の話をされたい」とイングラムは言う。
「自分にできるベストの選手になりたい。チャンピオンシップに勝って、ハイレベルでやりたい。そして、それが長い時間できるんじゃないかと感じている」
AFC北地区の王者となったレイブンズだが、スーパーボウルへの道はAFCディビジョナルラウンドでタイタンズに絶たれてしまった。
希望と期待に沿えなかったイングラムと仲間たちだが、2020年には同じ目標を、ほぼ同じ才能たちと共に掲げるだろう。
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