1巡目でのトレードアップが見込まれるファルコンズ
2020年04月16日(木) 10:48先週に新ユニフォームを披露したアトランタ・ファルコンズが、来るドラフトの1巡目で忙しくなるかもしれない。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地15日(水)、ファルコンズが全体16位からのトレードアップを試みる構えだと報じた。
ファルコンズは16位までに指名済みとなることが目される多くの選手たちを評価し、話し合うことに多くの時間を費やしており、他のチームたちは自分たちの見通しをまとめる中でファルコンズのトレードアップを予測しているとラポポートはつけ加えている。
ファルコンズのジェネラルマネジャー(GM)であるトーマス・ディミトロフがドラフトに波を立てようと試みるのはこれが初めてではない。2011年、ディミトロフGMは一連の指名権(全体27位、59位、124位に加えて2012年の1巡目および4巡目指名権)をクリーブランド・ブラウンズに送り、全体6位指名権を手にしてアラバマ大学のワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズを選択した。ジョーンズはオールプロに5度選ばれ、レシービングでNFLを2度リード(2015年と2018年)する活躍を見せている。今回は16位にいることからトレードアップにそれほどのドラフト資本を必要とすることはないだろうが、一方で実際に動く可能性は高いと見るべきだ。
ファルコンズは2016年と2017年にプレーオフ進出を果たした後、2年連続で7勝9敗に終わっている。ヘッドコーチ(HC)ダン・クインはシーズン終盤の復調で首をつなげており、2020年は1巡目で指名されたキープレーヤー――トップ10位内もあり得る――と共にその勢いを続けていくことができるかもしれない。
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