ロサンゼルス・ラムズのセンター（C）ブライアン・アレンが3週間前に新型コロナウイルス（COVID-19）の陽性と診断されていたことをチームが現地15日（水）の夜に発表した。NFL選手で陽性反応が出たことが明らかになったのはアレンが初めてだ。

第一報を伝えたのは『FOX Sports（フォックス・スポーツ）』のジェイ・グレイザーだった。ラムズのヘッドコーチ（HC）であるショーン・マクベイは隔離されている間にアレンが順調に回復していると『FOX Football Now（フォックス・フットボール・ナウ）』で語っている。

「昨日彼と話した。彼の調子が良く、ヘルシーで回復に向かっていると聞いて本当にうれしい」とマクベイHCは述べた。

「誰かにとってこれがどんなに厳しいものになるかはわれわれ全員が分かっているが、ブライアンにとっては幸運なことに、彼は回復に向かっている。彼はわれわれにすぐに知らせるという素晴らしい働きをし、おかげでわれわれはタイムリーに対応して誰もそこにさらさないでおくことができた」

24歳のアレンは昨年にラムズで9試合に先発した後、故障者リスト入りしていた。マクベイHCはアレンの陽性反応を受けて“過去2週間”にわたりチーム施設をシャットダウンしたと明かしている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のオマール・ルイスが報じたところによれば、アレンはリハビリのためにチーム施設に滞在していたという。3月25日からリーグ全体で施設閉鎖が行われていたものの、負傷した選手が施設にとどまることは許可されていた。

マクベイHCはラムズのビルが来週からリハビリ中の選手限定で再開されると述べている。

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