ニュース

QBニュートン獲得を熱望するジャガーズRBフォーネット

2020年04月18日(土) 00:31


ジャクソンビル・ジャガーズのレナード・フォーネット【AP Photo/Stephen B. Morton】

レナード・フォーネットは別にガードナー・ミンシューと仲が悪いわけではない。彼はただ、チャンスを目にしてじっとしていられないだけだ。

現地16日(木)、『ESPN』に出演したジャクソンビル・ジャガーズのランニングバック(RB)は、“キャム・ニュートンをジャガーズに呼ぼう”運動を熱心に繰り広げ、これは個人的な希望ではなく勝つためなのだと力説した。

「キャムはスーパーボウルに行った。すごいやつなのは知っているだろ」とフォーネット。「俺は前からキャムのことを知っている。他の人たちにも言ったんだけど、別にミンシューを軽視しているわけじゃないぜ。俺はただチームが勝てるように、最高の状態にしたいだけだ。それだけの話。友好的な競争ってやつだよ。実力ってのはそうやって発揮されるものだろ」

1年前、ジャガーズはブレイク・ボートルスに別れを告げ、ニック・フォールズと大型契約を結んだ。しかし、フォールズはけがでシーズンの大半を棒に振り、チームに溶け込む機会も逃してしまった。彼の休場中に代役を務め、ファンとフロントオフィスを魅了したのが6巡目指名のバックアップ、ミンシューだった。

結局フォールズはシカゴに旅立つことになり、ジャガーズは重い契約から解放されたと同時に若返りを果たした。

チームが再び強豪になるためには何が必要かと尋ねられ、「そいつは難問だね」とフォーネットは難しそうな表情を浮かべた。「ドラフトで使えるやつらを指名しなきゃならない。即戦力になるやつさ。それから俺たち先輩たちが彼らを指導して正しい方向に導き、やり方を教えてやらなきゃならない。あとはなるようになるだろう」

新型コロナウイルスのパンデミックによってチームたちは現在、直々に選手を呼んでの健康診断ができなくなっている。30歳のニュートンにとってそれがネックとなっていた。過去2シーズン、元MVPとしては不本意な成績に終わっている彼について、これ以上の動きがあるのはもう少し先になるかもしれない。

【M】