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12チームがバーチャルなオフシーズンプログラムを開始

2020年04月21日(火) 13:26

フィールドに置かれたフットボール【Aaron M. Sprecher via AP】

12チームが現地20日(月)にバーチャルなオフシーズンプログラムを開始したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアンラポポートが伝えた。

月曜日にプログラムに着手したのはバッファロー・ビルズ、シカゴ・ベアーズ、クリーブランド・ブラウンズ、ロサンゼルス・チャージャーズ、カンザスシティ・チーフス、インディアナポリス・コルツ、ダラス・カウボーイズ、アトランタ・ファルコンズ、ニューヨーク・ジャイアンツ、カロライナ・パンサーズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ワシントン・レッドスキンズだという。残るチームも1週間のうちに始動するはずだ。

先週にはNFLとNFL選手会(NFLPA)が自主参加のプログラムを月曜日からスタートさせることを含め、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック下でのオフシーズンプログラムの進め方に合意していた。プログラムは厳密にバーチャルな形で実施され、オンフィールドのワークアウトは全32チームの施設が再開可能になるまで行われない。

バーチャル期間はビデオカンファレンスのシステムを用いた講義やワークアウト、フットボール外の教育プログラムなどが行われる連続した3週間から成る。

月曜日にバーチャル期間を開始することを選んだ12チーム中、ワークアウトを実施するのはビルズ、コルツ、ペイトリオッツの3チームのみだとNFLネットワークのトム・ペリセロとマイク・ガラフォロが報じた。他の9チームは講義を行うものの、身体を使ったトレーニングは予定していない。

ペリセロはさらに新ヘッドコーチ(HC)を擁する4チームがバーチャルな自主参加のベテランミニキャンプを行うとつけ加えた。ブラウンズ、ジャイアンツ、パンサーズ、レッドスキンズが現地5月11日(月)から13日(水)、カウボーイズが12日(火)から14日(木)の日程で執り行う。

完全にバーチャルな形で行われるNFLドラフトを目前に、12のNFLチームがバーチャルなオフシーズンを開始している。

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