ダック・プレスコットの独占的フランチャイズタグがクオーターバック（QB）のトップ5サラリーに基づいて再計算され、2020年の数字は450万ドル（4億8,000万円）以上はね上がって3,140万9,000ドル（約33億9,000万円）になったと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。

フランチャイズタグは2020年の制限付きフリーエージェント（RFA）期間が終了した時点で再計算されたとラポポートはつけ加えている。プレスコットの場合に2,682万4,000ドル（約28億9,000万円）とされていた当初の数字は仮のものだ。

プレスコットの最新のタグナンバーは年平均額にしてNFL全体で7位に入る。プレスコットが1シーズンに受ける支払いはアトランタ・ファルコンズのQBマット・ライアン（年額3,000万ドル／約32億3,000万円）とフィラデルフィア・イーグルスのQBカーソン・ウェンツ（年額3,200万ドル／約34億5,000万円）の間に位置し、再計算によってこのリストの13位から7位に浮上した形だ。

3,100万ドルという数字は、カウボーイズが3月にFA期間が始まる前にタグ付けを強いられるまで、プレスコットが長期契約で求めていたとされる数字に大きく近づいている。これはカウボーイズファンにとって励みになる要素だ。今回の動きによって、プレスコットが長期契約にサインするか、今季はタグによってプレーするリスクをとるかの可能性が高まったかもしれない。いずれにせよ、2020年のプレスコットは正式に3,000万ドルプレーヤーとなった。

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