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ペイトリオッツが再び1巡目指名権を手放す

2020年04月24日(金) 14:02


ニューイングランド・ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチック【AP Photo/Charles Krupa】

クオーターバック(QB)トム・ブレイディがいなくなって初めてのドラフトに臨むニューイングランド・ペイトリオッツが1巡目の指名権を手放した。

ペイトリオッツは全体23位指名権をロサンゼルス・チャージャーズに送り、全体37位と71位の指名権を手にしている。チャージャーズは23位でオクラホマ大学のラインバッカー(LB)ケネス・マレーを指名した。

ペイトリオッツのトレードは歴史的にチームがドラフト1巡目でとってきた動きと合致する。新たな先発QBと共にタイトルコンテンダーを作り上げようとしているペイトリオッツは、1巡目の後半で選択するのをやめてより多くのドラフト資産を積み上げておくことを選んだ。

ペイトリオッツは2019年ドラフトの全体32位でワイドレシーバー(WR)ニキール・ハリーを選択した。しかしながら、過去20年においてペイトリオッツは1巡目指名権を最もアクティブにトレードしてきたチームの一つだ。2000年以降でペイトリオッツは1巡目指名権を5度トレードしてきた(2000年、2009年、2013年、2020年)。最初のトレードは非常に重要だった。ペイトリオッツは1巡目指名権をニューヨーク・ジェッツに送ることで、ジェッツを離れた翌日にビル・ベリチックヘッドコーチ(HC)を雇用できたのだ。

ペイトリオッツが手放した指名権で選ばれたのはタックル(T)マイケル・オアー(2009年)、ワイドレシーバー(WR)コーダレル・パターソン(2013年、後に2018年はペイトリオッツで1シーズンプレー)、Tライアン・ラムチェック(2017年)、そして優秀なラインバッカーであるマレー(2020年)だ。

37位は2巡目の中でかなり早い位置であり、発展途上のQBを指名することは可能だろう。1巡目指名が終わった現地23日(木)の時点で、ペイトリオッツのロースターにはベテランQBのブライアン・ホイヤーと2年目のジャレット・スティッドハムがいる。

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