フリーエージェント（FA）となって1カ月以上、ジェイミス・ウィンストンがついに新たなホームを手に入れると同時に、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）南地区に舞い戻ることが決まった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはニューオーリンズ・セインツがタンパベイ・バッカニアーズを離れたクオーターバック（QB）ウィンストンと1年契約を締結するようだと報道。最初に一報を伝えたのは『Yahoo Sports（ヤフースポーツ）』だった。

タンパベイへとやってきたトム・ブレイディと入れ替わるようにチームを去ったウィンストンの落ち着き先はドリュー・ブリーズがいるセインツだ。ブリーズは2021年までセインツのスターターを務めるべく2年契約をまとめたばかりであり、そのかたわら、将来のアナリストとして『NBC Sports（NBCスポーツ）』と契約しており、引退後の収入も確保している。

ブリーズがニューオーリンズを離れるのか、そしてそれはいつになるのか、もしかすれば2020年シーズン末かもしれない。ウィンストンがその後釜を狙うことはできる。ただ、2015年ドラフト全体1位指名を受けたウィンストンには競争が待ち受けている。

ブリーズの後ろに控えるテイサム・ヒルは現地26日（日）に2021年までの2,100万ドル（約22億5,600万円）契約にサインしたとNFLネットワークのトム・ペリセロが伝えた。保証額は1,600万ドル（約17億2,000万円）とのこと。

また、セインツはその前日に行われた2020年NFLドラフト最終日の7巡目にミシシッピ州立大学のQBトミー・スティーブンスを指名している。

デプスチャートでウィンストンはカロライナ・パンサーズに移籍したテディ・ブリッジウォーターの穴を埋める。ブリッジウォーターは2019年シーズンにブリーズの代打として先発出場した5試合すべてで勝利をマーク、その活躍がパンサーズでのスターターにつながった。

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