ベアーズがカリル・マックの弟レダリウスとドラフト外FAで契約
2020年04月27日(月) 12:55兄のように・・・そう、兄のように。
シカゴ・ベアーズが現地25日(土)に大勢のドラフト外フリーエージェント(UDFA)をチームに迎えた。そのうちの主要なメンバーとしてはバッファロー大学のエッジラッシャー、レダリウス・マックがいる。
そのラストネームと母校、ポジションに聞き覚えがあるならば、それはレダリウスの兄にしてプロボウル選出のラインバッカー、かつ2014年ドラフトの全体5位指名選手であるカリル・マックの影響かもしれない。カリル・マックといえば、2年前の9月にベアーズがトレードで獲得した選手だ。
「カリルの兄弟となれば、間違いなくわれわれが期待するものだ」とジェネラルマネジャー(GM)のライアン・ペースが土曜日の夜に述べたと『Chicago Sun-Times(シカゴ・サン・タイムズ)』が伝えている。
「われわれにとってうまく機能する。2人の兄弟が同じチームにいるのはユニークな状況になるだろう」
レッドシャツとしてフレッシュマン時代を送った後の4年間で活躍してきたカリルとは異なり、レダリウスは転入した年の2017年シーズンに欠場し、2年しかプレーしていない。しかしながら、その短い期間でプレーメイクする能力を示し、2019年にサック8回を決めるとともにタックルフォーロス(12回)、フォースドファンブル(3回)をマークしてチームをリードした。
デプスチャート上には評判を確立したパスラッシャーたちがいるため、レダリウスの行く手には苦しい戦いが待ち受けているだろう。それでも、ベアーズはまさに兄と同じようにQBを打ち倒す勇猛さを次のレベルへと引き上げることに期待し、レダリウス獲得という賭けに出た。
ベアーズが土曜日に契約した他のUDFAにはラインバッカー(LB)ラシャド・スミス、ランニングバック(RB)アルタビス・ピアース、ワイドレシーバー(WR)アーマッド・ワグナー、オフェンシブラインマン(OL)ディーター・アイズレン、バダーラ・トレオール、ディフェンシブラインマン(DL)ラケール・ロンドン、トレボン・スウェインらがいる。
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