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トップ3のQB全員を気に入っていたチャージャーズGMテレスコ

2020年04月30日(木) 01:51

トム・テレスコ【NFL】

ロサンゼルス・チャージャーズはタイロッド・テイラーのチーム(今のところ)だが、将来センター下に入るスターを手に入れてドラフト週末を終えた。

ジェネラルマネジャー(GM)のトム・テレスコによると、チームは初めからそのつもりだったといい、展開が違えば別の選手を獲得していただろうと述べている。

現地28日(火)に『DAZN(ダゾーン)』の”Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)”に出演し、2020年のクオーターバック(QB)候補について語ったテレスコは、全体6位指名権を持っていたチャージャーズとしてはQBのトップ3――ジョー・バロウ、トゥア・タゴヴァイロア、ジャスティン・ハーバート――の中から誰が来ても良かったと打ち明けた。

「トップ6に入った3人のQBには全員に好感触を得ていた」とテレスコは述べた。「3人ともこのリーグで本当にいい選手になるよ。それは安心材料だ――まあ、そう頻繁にトップ6で指名権は得たくないけどね。もしそうなら、私がここで何人も指名することはないだろう。これほど上位で指名権を持ち、そこに未来のフランチャイズQBがいたなら、彼を選ばないわけにはいかない。今回のドラフトには本当にいいQBがいてラッキーだったよ」

その論理に従えば、場合によってはタゴヴァイロア――もしくはバロウがチャージャーズの一員になっていたかもしれないということだ。もっともバロウに関しては1位指名を確実視されていたため、シンシナティ・ベンガルズ以外にあり得なかっただろうが。代わりに、チャージャーズではオレゴン大学出身でローズボウルMVPのハーバートが今後数年のうちにチーム司令塔の座を確約されることになった。

仮説をあれこれ想像するのは楽しいものだが、ドラフト前夜、才能を確信する選手の1人が確実に手に入ることを知っていたテレスコは、さぞかし快眠できたことだろう。

【M】