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バックナーの抜けた穴は大きいと49ersDEボサ

2020年05月07日(木) 13:42


サンフランシスコ・49ersのニック・ボサ【Ryan Kang via AP】

サンフランシスコ・49ersのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチはさまざまなポジションの必要性を満たすべく見事なロースター改革を行った。しかし、スター選手の一人は、ある選手の離脱を補うのは難しいだろうと考えている。

ディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサはディフォレスト・バックナーやアリク・アームステッドらがいる充実の守備陣でルーキーシーズンを満喫した。リンチGMはこの春にバックナーを1巡目指名権と交換しており、そのおかげでチームは才能あるレシーバーとディフェンシブラインの選手を獲得している。一人の守備選手が去り、やってきたのはサウスカロライナ大学のディフェンシブタックル(DT)ジェイボン・キンロウだ。

ボサはこれがビジネスであることを承知している。だからと言って、ボサにとってのバックナー離脱が軽くなるわけではない。

『ESPN』のニック・ワゴナーによれば、ボサは現地6日(水)に「バックは間違いなくこのチームでの親友の一人だったし、彼が行ってしまうのを見るのは当然ながらほろ苦い気持ちだ」と語ったという。

「彼はすごくいい契約を手にしたし、それにふさわしいけれど、とにかくリーダーとしての彼を失うことで俺たちは本当にどうステップアップするのかを見つけだし、その隙間を埋めなくちゃならない。彼はサードダウンのDラインプレーコーラーで、言葉でみんなを鼓舞する存在であり、すべてだったんだから。彼はDラインで最大限の努力をしてプレーしていたと思うし、そのことはあれだけ大きな選手がすべてのプレーでボールに向かってダッシュし、ダウンフィールドであのタックルを繰り出していた映像で本当に分かるし、彼のパスラッシュの能力がそこに表れている。俺たちはステップアップしなければならない」

「俺たちにはジェイボンがやってくるし、彼は大きな助けになると確信しているさ。でも、俺とディー(フォード)、アリク、ソリー(ソロモン・トーマス)、D.J.ジョーンズ、ロニー(ブレア)の全員が彼に代わってステップアップしなければならない」

バックナーは大きな穴を残していった。しかし、49ersにとっては幸運ことに、それを正しくやり遂げるだけの1巡目の才能がそろっている。

そして、インディアナポリス・コルツのファンにとっては喜ぶべきことに、ボサによればクリス・バラードジェネラルマネジャー(GM)は優秀な選手を獲得したようだ。

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