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QBブレイディはバッカニアーズを変えようとしているとWRエバンス

2020年05月12日(火) 11:52

タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンス【AP Photo/Alastair Grant】

ワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスはクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンと生涯にわたる絆を築いた。だからと言って、そのことが新しいQBについて有頂天で語るのを妨げることはない。

エバンスは元タンパベイ・バッカニアーズWRのルイス・マーフィーとの『Instagram Live(インスタグラム・ライブ)』セッションで、QBトム・ブレイディの加入について夢中で語った。

『Tampa Bay Times(タンパベイ・タイムズ)』によれば、エバンスは「俺たちがトムをゲットしなかったら? もちろん、そのときはジェイミスをキープしていただろう。確かなことは分からないけどね。俺はGM(ジェネラルマネジャー)じゃないし。コーチでもない。当然、俺はジェイミスが戻ってきてほしい。俺のブラザーなんだから」と語ったという。

「トム・ブレイディを手に入れるチャンス。トム・ブレイディなんだぜ。史上最高の選手。フランチャイズを変える選手。彼はこのフランチャイズを変えようとしている感じだ」

「チケットの売れ行きは天井知らず。それにプライムタイムの試合。グレートたちを除けば、彼は誰よりも高いレベルでフットボールのゲームを理解している。彼と働くのは最高だろう。俺の言っていることが分かるだろ。俺たちには若いレシーバー陣がいて、タイトエンドも手にし、グロンクが来る・・・この街にとって素晴らしいことだ。それに、すべてがとにかく素晴らしい。最高のシーズンを送り、誰もけがをしないで望み通りに進んでいくといいな」

プライムタイムゲームについてはエバンスの言う通りだ。バッカニアーズが2020年に5試合をプライムタイムで行う背景としては、ブレイディの存在が大きいだろう。それが勝利を生みだすかはもちろんまだ分からない。しかし、最もハイレベルな場所で雲を突き抜けるような期待を受け、それに応えられなかったというだけで一人の人間を無視してしまうことがあまりにもありがちなこの世界において、エバンスがウィンストンを称賛する様子は実にさわやかだ。

ブレイディがエバンスやそのチームメイトたちと足並みをそろえることができれば、シーズンはエバンスが言うように“すべてが素晴らしい”終わりを迎えるだろう。カレッジではジョニー・マンジールと、プロとしてはジョシュ・マッコウンやマイク・グレノン、そしてウィンストンと過ごしてきたエバンスにとって、今回組む相手がこれまでプレーしてきた中で最高のQBであることには疑問の余地がない。

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