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タグでプレーするのも問題ないとチャージャーズTEヘンリー

2020年05月25日(月) 14:46

ロサンゼルス・チャージャーズのハンター・ヘンリー【AP Photo/Stephen B. Morton】

タイトエンド(TE)ハンター・ヘンリーの5シーズン目が迫る中、そこにはわずかな不確実性がある。

ロサンゼルス・チャージャーズがフランチャイズタグをつけたヘンリーは、長期契約を求めている。

それにもかかわらず、ヘンリーは2020年に関してはタグの元でプレーするのでも、契約延長を受けてプレーするのでも満足だと語った。

長期契約が成立しなかった際にタグの元でプレーすることについて問われたヘンリーは「問題ないと思うよ」と『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』に話している。

「もちろん、何か完了したいとは思う。ただ保証を得たり、長期契約や、そして、このチームとフランチャイズだけとの何かを。もう1年フットボールをプレーするという感じ。自分の中ではそう見ている」

タグをつけられたすべてのNFLプレーヤーと同様、ヘンリーとチャージャーズが答えを出すための期限は、フランチャイズタグをつけられた選手が長期契約を結ぶ期限である現地7月15日(水)だ。

ヘンリーはキャリアハイのキャッチ66回、652レシービングヤードを記録してこれまででおそらくベストのシーズンを終えており、ロサンゼルスでプレーするのを楽しんでいること、そして、来るシーズンのチームの見通しについて興奮していることをはっきりと示していた。ゆえに、タグの元でプレーするのも動揺する要素にはならず、ホールドアウトについての言及もなかった。

「それが何であれ、俺は変化を楽しみにしている。俺はそこへ出て行って、ここ数年一緒にやってきたみんなとフットボールをプレーし、もう一度そうするチャンスを手にしている。どんな状況であれ、俺はこのチームと一緒にそこへ行くのが楽しみなんだ。このチームとポテンシャル、そしてこの2020年シーズンに何を手にすることになるかが本当に楽しみだ」

ヘンリーによれば、延長については以前に対話があったものの、最近は話し合われていないという。タグでプレーするのも問題ないというヘンリーだが、南カリフォルニアの気温が高まっていくにつれ、契約交渉も本格的になると期待している。

「しばらく前に(話し合いが)あったけれど、その後はそれほどやっていない。この夏に何か進んで、その方向に進んで行くといいね」

チャージャーズオフェンス陣のその他の不確定要素は、クオーターバック(QB)の状況だ。タイロッド・テイラーがベテランとしてQBルームに存在する一方、2020年の全体6位指名を受けたジャスティン・ハーバートがフランチャイズの今後を背負っていくことになりそうだ。

ヘンリーとハーバートはすでにトレーニングを一緒に行っている。ハーバートがカリフォルニアを訪れ、2人は言葉とボールを交わした。

「彼がここカリフォルニアに来てくれたのは良かった。どうなるかを見るのが楽しみだし、わくわくしている。俺たちは本当に、本当に素晴らしいチームだ。3つのピースすべてがそろえば、俺たちには素晴らしいチャンスがある」と言うヘンリーは、ハーバートの中に最高の腕と豊かな才能を見出している。

「当然、彼は理由があって1巡目と全体6位になっているんだ」と語る一方で、25歳のヘンリーはベテランQBのテイラーについてもこう称賛した。

「タイロッドのことも、ものすごく信じている。だから、彼が俺たちに何をもたらしてくれるかが楽しみでもある」

最終的に、ヘンリーは自身の契約交渉と並行してQB争いも生じると予測している。

「多分オープンな競争があるだろうし、それはあの部屋にいるみんなにとっていいことさ。それが彼らの全員をプッシュするだろう」とヘンリーは述べた。

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