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スカイジャッジ案はバーチャルミーティングを前に撤回

2020年05月28日(木) 09:25

NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

オンサイドキックに代わる選択肢として第4ダウン残り15ヤードからプレーする案は現地28日(木)に実施されるバーチャルミーティングを前に調整が続けられる一方、スカイジャッジを加える案については提示されていた2案の両方が撤回されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地27日(水)の午後に伝えている。

ブースとオフィシャル間のコミュニケーションを広げるシステムについてはリーグが今後も試行していく見通しだが、2020年のレギュラーシーズンにおいて審判団に人員が追加されることはないとペリセロはつけ加えた。

ペリセロによれば、今回撤回された案については新たに加えられるオフィシャルにどの程度の権限を持たせるかという問題が長引いており、競技委員会がさらなる分析をサポートしているという。

それぞれの案はボルティモア・レイブンズとロサンゼルス・チャージャーズによって規則19の第2節を改めるべく提示されていた。

一つ目の案は8人目の審判団として“ブースアンパイア”を加えるもので、二つ目は審判団をアシストすべくレフェリーに上級テクノロジーアドバイザーをつけるというものだ。

“スカイジャッジ”を加える議論は以前からあり、2019年にアライアンス・オブ・アメリカン・フットボール(AAF)にこのポジションができたことで後押しされていた。

NFLオーナーらはその他の案に対して木曜日のバーチャルミーティングで投票を行い、各案が採択されるには75%(24票)の賛成が必要になる。

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