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オンサイドキック代替案にさらなる調整、時計は止められることに

2020年05月28日(木) 11:18


シンシナティ・ベンガルズのランディ・ブロック 【AP Photo/David Richard】

バーチャルで行われるリーグミーティングを現地28日(木)に控え、NFLはオンサイドキックに代わる第4ダウン残り15ヤードの選択肢を与えるルールにさらなる調整を加えた。

キックオフ代替案についての新たな文言では、このアテンプトはレギュレーション内で行われ、オーバータイムでは実施されないこと、また、このダウンは時計に含まれないことが明示されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えている。

新たな記述ではチームがキックの代替を選んだ場合、その決断を変更するにはレフェリーがレディー・フォー・プレーのシグナルを出す前にタイムアウトを使わなければならない。また、その前の得点時にペナルティがあった場合、どこにボールが置かれるかについても定められた。

このプレー中に時計が止められていることで、終盤に得点したチームが残り時間を消費するという意図せざる使い方をされる可能性が払しょくされた。

スコアリングプレー中に15ヤードのペナルティがあった場合、通常の自陣25ヤードではなく40ヤードラインからの第4ダウン残り15ヤードとなる。25ヤードラインのスコアリングポジションで相手にボールを渡すリスクは、コーチらに1試合で2度使えるこの選択肢に対して慎重な態度を取らせるだろう。そのスナップを40ヤードで行うことができるとなれば、筋書きは大きく違ってくる。

木曜日に行われるバーチャルミーティングでNFLオーナーらが新ルール案についての投票を実施する予定だ。いずれの案も75%(24票)の賛成がなければ承認されない。

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