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RBアーロン・ジョーンズ、契約更新を前に目標は「生涯パッカー」

2020年05月28日(木) 15:46


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ジョーンズ【AP Photo/Tony Avelar】

グリーンベイ・パッカーズのオフェンスのスター選手が先月、自分の代わりとなりうる選手が上位ドラフトされるのを目の当たりにしたのは、クオーターバック(QB)のアーロン・ロジャーズだけではない。トレードアップで順位を上げ、1巡目でQBのジョーダン・ラブを指名したパッカーズは、2巡目でランニングバック(RB)のAJ・ディリオンを指名した。ロジャーズと違い、RBアーロン・ジョーンズは契約更新の年となる。

契約もドラフトされた選手のことも今シーズンへの姿勢には影響ないと主張しつつ、契約4年目のRBは交渉が進む中で自身の意向を隠そうとはしなかった。

『ESPN』によると、ジョーンズは『Zoom(ズーム)』を用いた記者向けの会見で「契約の最初の年であろうと最後の年であろうと、俺のモチベーションに変わりはない」と話したという。「契約が切れるからといって何かが変わるわけではない。これまでと同じように全力を尽くすのみ。代理人とパッカーズを信用している。それでもずっとパッカーズでプレーできたら最高だよ。それが俺の考えだ」

最終的にその希望は契約金によって決まるかもしれない。

ジョーンズは3シーズンを通して着実に自分の価値を高めてきた。2017年のドラフトで5巡目指名だった彼が、リーグ屈指のラッシャーとしての地位を確立するとは誰も予想していなかった。昨年はタッチダウン19回をマーク、スクリメージから1,558ヤードを獲得してNFLのトップ選手となった。さらに、最初の2シーズンに比べて出番が少なかったにもかかわらず、それまでの最高だったキャリー平均4.6ヤードを超えて平均5.5ヤードを記録している。現在25歳、そしてNFLでのキャリーが450回となると、大金を手にする日も近いだろう。

一番の目標はパッカーズに残って結果を出すことだと、ジョーンズは繰り返し口にしている。

「今は自分自身のことに集中しているからマーケットには目を向けていない。高いレベル、エリートレベルで長い間プレーできる気がする。だから自分にできることをやって、それが生涯パッカーであることにつながることを願っている。それが俺のゴールだ」とジョーンズは話した。

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