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バーチャルオフシーズンを2週間延長も、来週にはコーチの施設復帰の可能性

2020年05月29日(金) 06:58


NFLのフットボール【Aaron M. Sprecher via AP】

NFLチームが徐々に施設を再開していく中、NFLが在宅ワークの領域を拡大した。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは現地28日(木)、金曜日に終了予定だったリーグの定めるバーチャルオフシーズンをさらに2週間延長すると発表。

ただ、グッデルが発行した最新の覚書には、来週にもコーチらの施設復帰を認めると記されている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが入手したグッデルの覚書には「来週にも、各クラブの従業員と同様にコーチングスタッフもクラブ施設での業務再開を許可する予定だ。われわれはまだ最終的な計画を発表していない州知事やその他の地元当局らと活発に取り組んでおり、可能な限り早い時期にコーチらが施設に戻れるよう正確な日時を確認することになっている」と書かれている。

これが実現すれば、選手たちはビデオ会議で参加し続ける必要があるものの、コーチらはチーム施設から会議を開く環境が整うことになる。加えて、2週間後に予定される選手の施設合流に向けて土台作りも可能だ。また、覚書では「少なくとも一部の選手」がオフシーズンプログラム終了を前に、施設に再び出入りできるような「プロトコルを開発」するため、NFLが選手会と協力しているとも述べられている。

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