実態のないフットボール予言者たちは、ジャクソンビル・ジャガーズにとって今季は最悪となる、と早い段階で予言した。

クオーターバック（QB）ガードナー・ミンシューも今季チームが勝利をあげるのに苦戦するだろうという記事を目にしているが、この不愉快な予測はかえってチームのモチベーションを上げるのにうってつけだと考えている。

「あんなふうに言われたら、チーム全員が反論せずにはいられないよ」とミンシューは現地28日（木）のビデオ会議で話している。「俺らは周りが言っているようなチームじゃないことをいくらでも証明できる。誰の意見が大事かって、それはハドルに参加している選手とチームのメンバーだよ。自分たちがどれだけやれるかは自分たちで決める。他の人の言うことは気にしないさ」

ジャガーズがリーグで最悪のチームの一つになるだろうという意見は、チームのトップコーナーと一番安定感のあるディフェンシブラインマンをトレードする形でロースターがまたしても大きく見直されながらも、これといった改善がほとんど見られないオフシーズンとなっているのを受けてのものだ。今のところジャクソンビルにとって一番大きな動きは、QBニック・フォールズのトレードと、フランチャイズタグを付けているパスラッシャーのヤニック・ガーコウとの公になっているいさかいだった。

ミンシューが予言者たちの意見に反発するのも無理はない。そうしなければならないからだ。どんな選手も――特に先発のQBは――自分のチームが最低だと思いながらシーズンを迎えるわけにはいかない。そうすることは、職務内容に反することになる。

昨季のジャクソンビルはミンシューのおかげで輝きを取り戻した。だが2年目のQBは、予言者たちが間違っていることを証明するために一層ハードなトレーニングをこなさなければならない。

フォールズのトレード後、ジャクソンビルが他に大物QBを獲得しないのなら、その役目はミンシューのものとなる。

「俺がやっていることを変えたわけではない。今までと同じようにプレーして、同じようにチームをリードするだけだ。ジェネラルマネージャーのデビッド・コールドウェルと話して、チームにとって最善だと思うことをやってくれと伝えた。俺は何があってもこのチームが勝てるようにベストを尽くして、毎日それを証明していく。それができる機会を楽しみにしているよ」とミンシューは述べている。

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