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ジョージ・フロイド氏の死亡事件に関して選手連合が声明発表

2020年05月31日(日) 09:14

【NFL】

2017年に元NFLプレーヤーのアンクワン・ボールディンとニューオーリンズ・セインツのセーフティ(S)マルコム・ジェンキンスによって創設された選手連合は現地30日(土)、今週はじめにジョージ・フロイド氏がミネアポリスの白人警察官に首を押さえつけられて亡くなった事件について声明を発表した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のジム・トロッターが入手した声明には、非武装の黒人男性が本来ならばこういった死亡事件に対して責任のある警察官によって殺害された事件であることから、地元、州、連邦のレベルで「警察活動の変化と責任のあり方」に行動を起こすべきだとつづられている。

「ミネアポリスで発生した悲劇を受けて多くの方々がそうであったように、われわれもまた、怒りと悲しみを覚えるとともに、必死に答えを探しています。われわれの目の前で警察の暴力によって人々の命が奪われるという新たな悲劇が毎週のように起きているように感じます。そのたびに、われわれは思いを伝えていますが、わずか数日でそれを繰り返さなければなりません」

「警察による残虐的な行動の結果として命を落としたジョージ・フロイドさん、ブレオナ・テイラーさん、フィランド・カスティルさん、タミア・ライスくんらはもうわれわれのもとに帰ってきません。それでも、彼らの名誉を守るために、われわれは警察活動の変化と責任のあり方に関してより良い未来になるよう戦っていくことができます。道徳的な緊急事態であり、コミュニティが影響を受けたトラウマを終わらせるためにも必要不可欠なことだと考えています」

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