新型コロナウイルス（COVID-19）のパンデミックの中で大きな一歩がまた踏み出された。大きなマーケットをホームと呼ぶ2つのフランチャイズがそれぞれの施設を再開している。

ニューヨーク・ジャイアンツとニューヨーク・ジェッツが現地3日（水）に限定された範囲で本部でのオペレーションを再開したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のキンバリー・ジョーンズが伝えた。“少数の従業員”がジャイアンツの施設に戻ったとジョーンズはつけ加えている。

ニューヨーク州でプレーし、トレーニングを行う唯一のNFLチームであるバッファロー・ビルズも“地域とNFLの規則に従い、限られた数のスタッフで”今週に施設を再開したと『NFL.com』に認めた。

ニューヨーク州とニュージャージー州はパンデミックの影響を最も多く受けている州に数えられ、最も厳しい制限が敷かれていた。NFLは5月19日から施設再開を許容していたものの、ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事は州内に属するプロスポーツに対して、5月26日に再開許可を発表するまで施設に戻ることを許可していなかった。ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は5月半ばに、ビルズに関して同様の発表をしている。

リーグは火曜日、全32チームに対して“クラブがそれぞれの施設で行うことが不適切だということをNFLとNFLPAの合同対策本部が納得のいくように示す”ことができない限り、今季のトレーニングキャンプはチーム施設でのみ行われることを通達している。

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