ニュース

ビルズ新人QBフロム、昨年の“エリートの白人”発言を謝罪

2020年06月05日(金) 18:12

ジョージア大学のジェイク・フロム【AP Photo/Bill Feig】

バッファロー・ビルズの新人クオーターバック(QB)であるジェイク・フロムが、2019年3月に書かれた“エリートの白人”というフレーズが含まれるテキストメッセージのスクリーンショットが現地3日(水)に『Twitter(ツイッター)』上に出回ったことを受け、木曜日に謝罪した。

フロムは銃をめぐる議論が行われていたこのテキストメッセージの中で“それをものすごく高くして、エリートの白人だけが買えるようにする”と述べていた。

フロムは『Twitter(ツイッター)』で「テキストメッセージのやりとりの中で“エリートの白人”という言葉を選んだことを、とても申し訳なく思っている」と述べた。

「あの会話の後の方で言ったように、自分が“エリートの白人”だと暗示しようとしたわけでは決してないけれど、あの言葉を選んだことや心情には何の言い訳もない。あれはひどかったけれど、俺の心はそうじゃない。今はこれまで以上に支持や団結が重要なときで、俺は人種差別に100%反対だ。この国のソリューションの一部となれるように全力を傾けることを約束する。今日のチームミーティングでチームメイトとコーチたちには話をしたし、彼らがこの出来事を俺の人格を表すものとしてとらないことを願っている。繰り返しになるけれど、俺は自分の言葉と行動を心から恥じていて、謙虚な気持ちで許しを乞いたい」

ビルズはこれを受けてすぐに次のような声明を出した。

「今日、これに先立ち、われわれは2019年にジェイク・フロムがかかわるテキストメッセージの対話でなされたコメントを関知した。彼は間違っていたし、それをわれわれに対して認めた。われわれは彼が言ったことを容認しない。ジェイクはこのテキストのやりとりについて、我々に対して正直で率直だった。彼は今日のチームミーティングでチームメイトとコーチ陣に説明し、謝罪する機会を求め、実際にそれを行っている。われわれはジェイクと共に、フィールド内外を問わず、一人のバッファロー・ビルであるという責任に対して取り組んでいく」

【A】