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バッカニアーズに直接接触を呼び掛けるRBフリーマン

2020年06月06日(土) 00:03


アトランタ・ファルコンズのデボンタ・フリーマン【AP Photo/Rusty Costanza】

タンパベイ・バッカニアーズには力を借りることができるランニングバック(RB)がいる。デボンタ・フリーマンは現在フリーエージェント(FA)だ。理論上、両者の組み合わせはきっとうまくいくはずだ。障害があるとすれば、それはお金だ。

現地4日(木)、バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは、チームがフリーマンの追加に興味を持つ可能性は確かにあるが、彼の値札はあまりにも高過ぎて、とても要求には応えられないと述べた。

『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると彼らのサラリーキャップスペースはおよそ487万ドル(約5億3,000万円)で、NFLの中で2番目に少ないという。

このオフシーズン中、シアトル・シーホークスがフリーマンに興味を示したが、結局は値段の安いカルロス・ハイドとの契約を選んでいる。

フリーマンはプロでキャリアを続けたいと主張しているものの、2020年に居場所を見つけたければ要求を引き下げる必要があるかもしれない。

28歳のRBはソーシャルメディアを使ってバッカニアーズに直接自分に連絡するよう呼び掛け、話し合いを提案した。

「メディアでタンパベイが興味を持ってるって話を読んだ。複数のチームが俺に感心を示しているが、メディアを通してじゃ交渉は無理だ。バッカニアーズは俺に直接連絡するといいよ・・・」

“複数のチーム”のうち、いくつが本気でフリーマンの要求額をのむつもりでいるのかは分からない。

バッカニアーズとしてはロナルド・ジョーンズ二世を支えるRBがいれば心強いはずであり、フリーマンがトム・ブレイディらとプレーするために要求を下げさえすれば、全てはうまくいくはずだ。

TB12ことブレイディと契約した直後から、バッカニアーズはリングを狙うベテランたちにとって一度は入ってみたい目的地となった。ブレイディとプレーするために安い短期契約に応じてまでそれを強く望む選手が現れるのかどうか、フリーマンはそのテストケースとなる。

【M】