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RBガーリーはファルコンズに「ぴったり」とQBライアン

2020年06月08日(月) 17:17


ロサンゼルス・ラムズのトッド・ガーリー【AP Photo/Tony Avelar】

新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックにより、リハビリ中の選手以外はすでに3カ月近くもチームの施設から遠ざかっている。組織だったチームの活動や必須のミニキャンプも、『Zoom(ズーム)』を用いたポジションミーティングや地元の芝地で行われるその場しのぎのトレーニングに取って代わられた。

長年のチームメイトにとって、この離れている時間はさほど影響はないかもしれない。だが新しいチームとの信頼関係やリズムを築こうとしている新加入の選手にとっては、この春の強制的な距離は慣れないカルチャーに溶け込むうえで不利になる可能性がある。

ところが、ランニングバック(RB)のトッド・ガーリーとアトランタ・ファルコンズの場合、どうやらそうではないようだ。

アトランタ・ファルコンズのクオーターバック(QB)であるマット・ライアンはここ数週間、南カリフォルニアで他のファルコンズのベテランや新人とともにガーリーと一緒にトレーニングをし、オールプロに2度選ばれているRBとはすでに意気投合していると、先週『ESPN』に話した。

ライアンは「トッドと練習できて、彼は最高だよ」とESPNのボーン・マクルアに述べている。「本当にすごくいいやつ。彼は努力家だし、頭も切れる。俺が話したことを、次の日にはもうできるようになっているんだ。その記憶力には感心した。彼に2度言う必要はない。彼は順調だ」

今オフシーズン、ロサンゼルス・ラムズにリリースされた後もロサンゼルスにいるガーリーは、3月にファルコンズとの1年契約を結んだ。一緒にトレーニングをする時はハンティントンビーチで行っているとライアンはESPNに語った。ファルコンズのメンバーが知る限り、これは契約以来ガーリーが見せたはじめてのアクションとなる。なにしろ彼はこれから身体検査を受けなければならいのだから。

2018年シーズン終盤から膝のけがに悩まされてきたガーリーには、オフシーズンを通して健康面の懸念がつきまとうだろう。あるいは、2020年シーズンが開幕してからも、オフェンス部門最優秀選手賞を獲得したとき並みに戻っていることを証明できるまで、それは続くかもしれない。

ガーリーの新しいQBは、彼がフィールド上ですぐにチームと打ち解けることを確信している。

「彼は俺たちにぴったりの選手だと思う」とライアンは言う。「彼が入ってくれてうれしい」

現地5日(金)の時点でコーチ陣はチームの施設に戻れるようになったが、選手たちはリハビリ中でない限り、まだ敷地内に足を踏み入れることができない。つまり当面の間、ビーチ付近で行われるライアンとガーリーのトレーニングに参加していない者は、うまくいっているという彼らの言葉を信じるしかない。

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