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NFLはコリン・キャパニックの尽力を公に認めるべきとSジェンキンス

2020年06月10日(水) 15:38

マルコム・ジェンキンス【AP Photo/Julio Cortez】

数年の間、マルコム・ジェンキンスの名前は改革を主導するアスリートの長くなり続けるリストにしっかりと刻まれている。NFLにもアメリカという国全体にも感情的に大きな感銘を与えた記憶も新しいジェンキンスが、再び自身が実現を望んでいることについて述べた。

現地9日(火)に『CBS』の“This Morning(ジス・モーニング)”に出演したニューオーリンズ・セインツのセーフティ(S)であるジェンキンスは、コミッショナーのロジャー・グッデルが先週にプレーヤーたちの声に“耳を傾けなかった”のはリーグの過ちだったと公に認めたことを受け、番組ホストのゲイル・キングと自らの考えを共有している。

「彼らが本当に分かったとはまだ思っていない。彼らがはっきりとコリン・キャパニックに謝るまで、もしくは、彼をどこかのチームに戻すまで、彼らは歴史の正しい側に落ち着いたとは思わない」とジェンキンスは述べている。

「結局のところ、彼らは彼らの選手たちに耳を傾け、寄付をして、“Inspire Change(インスパイア・チェンジ)”というプラットフォームをつくった。彼らはきちんとやろうとしてここに至っている。彼らが特に無視し、広く認められてこなかったのは一人の選手であり、それがコリン・キャパニックだ」

人種差別問題に取り組む“Players Coalition(選手連合)”の共同創設者の一人であるジェンキンスは、NFL内でのアクションを求めて2016年に抗議して以来プレーしていないキャパニックがここ最近の一連の出来事を経て再びプレーするかについて推測するのを拒んだ。一方でジェンキンスは、次の重要な方策の一つが、キャパニックの尽力を正式に評価することだと述べている。

「最初のステップはただ認めることだと思う。一つのことを、今俺たちが見ているあらゆる問題に対する彼の貢献を認め、俺たちが見ているすべてのデモンストレーションを認めること。それが一番大きいことだ。ただ認め、謝罪することがね」

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