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ドルフィンズQBタゴヴァイロアが出身高校のために奨学金基金を設立

2020年06月17日(水) 22:39


トゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Charlie Neibergall, File】

この数カ月、アスリートとしてのトゥア・タゴヴァイロアが大きな話題になっていた。彼の最新の行動は、フィールド上での功績と同じくらい慈善家としての姿が偉大であることを示している。

マイアミ・ドルフィンズのルーキークオーターバック(QB)は現地16日(火)、タゴヴァイロア家を代表して、出身校であるハワイ州ホノルルのセントルイス高校のために30万ドル(約3,200万円)の奨学金基金を設立すると発表した。同校はラスベガス・レイダースのQBマーカス・マリオタの母校でもあり、彼はタゴヴァイロアにとってよき指導者だった。

「セントルイス高校が僕に与えてくれたのと同様の機会が、この奨学金によってハワイの生徒たちに与えられることが僕の願いです」と公式プレスリリースでタゴヴァイロアは語っている。「このギフトを通じて僕の家族、そして高校に敬意を示せることは天の恵みです」

またリリースの中で次の4年にわたって4つの奨学金がハワイの学生たちに分配されることも発表されている。各奨学金には彼の祖父母の名前――セウマニノア・タゴヴァイロア、タウリア・ファアビ、レアニバ・タゴヴァイロア、パイアウ・ファアビ――が付けられた。

「セントルイス高校のファミリーを代表して、途方もなく寛大なトゥアの寄付に感謝します」と同校のグレン・メデイロス学長は述べた。「トゥア・タゴヴァイロアはわが校のモットー、“マインドフル・アンド・フェイスフル“の模範です。マハロ・ヌイ・ロア(本当にありがとう)、トゥア。あなたは、われわれのコミュニティーの誇りです」

2017年に当時19歳だったタゴヴァイロアはフットボールの大型新人としてハワイ全土に名を響かせた。そして現在、NFLドラフトで全体5位指名を受けて大きな夢を実現させた22歳は、これから次世代の夢の実現を手伝うことになる。

【M】