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QBダーノルドとRBバークリーがUCLAでワークアウト

2020年06月18日(木) 22:40


ニューヨーク・ジェッツのサム・ダーノルド【AP Photo/Nick Wass】

NFLのチームはまだフィールドに集まって練習することはできないが、向上心に燃えている一部の選手は少人数でワークアウトに励んでいる。

今週の会合はもしかすると、ニューヨークとロサンゼルス在住のファンにとってはたまらない光景かもしれない。

『SNY』のラルフ・バッチアーノが『Twitter(ツイッター)』へ投稿した動画には、南カリフォルニアで行われたワークアウトで、ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)サム・ダーノルドがニューヨーク・ジャイアンツのランニングバック(RB)セイクワン・バークリーにパスを出す姿が映っている。元USC(南カリフォルニア大学)のスターであるダーノルドがパスを投げたその場所は実に、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の校内フィールドである。

新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックによる前代未聞の事態で、頂点に立つ者たちでさえ練習の代替手段を模索しなければならない中、フットボール界では本来なら利害の一致しない者同士が交流している。ダーノルドにとってそれは、大学時代のライバル校のキャンパスに足を踏み入れ、同じ町のライバルチームで活躍するスターRBに投げることを含む。練習していたのはこの2人だけではない。ワシントン・レッドスキンズのQBカイル・アレンと彼の元チームメイトであるカロライナ・パンサーズのRBクリスチャン・マカフリー、そして今はシグナルコーラーたちを育てている元NFLのQB、ジョーダン・パーマーらもこのワークアウトに参加していた。

カリフォルニア州オレンジ郡出身のダーノルドとアリゾナ州スコッツデール出身のアレンはこのオフシーズン中、かなりの時間を南カリフォルニアで過ごしている。『The MMQB』のアルバート・ブリアーが伝えたところによると、オフシーズン初めにはパーマーの指揮のもと、バッファロー・ビルズのQBジョシュ・アレンとも一緒にトレーニングを行っているという。ダーノルドは今月初旬にもジェッツのチームメイトとの練習をマイアミ近辺で主催している。

ジェッツとジャイアンツが同じフィールド上で見られるのは毎年恒例のプレシーズン試合――“スヌーピーボウル”としても知られている――だけだ。シーズン中ともなれば、うるう年と同じ頻度でしか起こらない。インターネットの威力とこの異例なオフシーズンのおかげで、それが水曜日に実現したのだ。

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