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「あと4年」続行を望むレッドスキンズRBピーターソン

2020年06月24日(水) 23:34

ワシントン・レッドスキンズのエイドリアン・ピーターソン【AP Photo/Patrick Semansky】

「あと4年! あと4年!」

エイドリアン・ピーターソンがこの先どこまでNFLキャリアを続けようかと思案する時、彼の頭の中に浮かぶチャントはそうはやし立てる。

“オールデイ”というあだ名を持つ彼は少なくともあと4シーズンはプレーしたいと『TMZ Sports(TMZスポーツ)』に語った。

「あと4年、やっちゃいけない理由がどこにある?」とピーターソンは最近発言している。「何かあるか?」

ワシントン・レッドスキンズのランニングバック(RB)は3月で35歳になったが、車輪が壊れるまで走り続けるつもりだ。

「俺はな、振り返った時に“ちくしょう、あと2年プレーするべきだったぜ”って考えるのは絶対に嫌なんだ」とピーターソンは述べた。「“あと1年やっとけばなあ”なんてごめんだ。俺は楽しみたい。今でもチャンピオンシップを追っている。俺はまだハイレベルでプレーできるんだ。それに加えて、俺は試合への愛と情熱を持っているから、これからもボールを運び続けるぜ」

ピーターソンがあと4シーズンのプレー続行を願うということは、これまで多くの選手がそうされてきたように、自分から立ち去るのではなく、NFLから引退を勧告されたいということかもしれない。2020年に彼はレッドスキンズに戻るが、その後36歳になるRBに新たなチャンスを与えようというクラブが現れるだろうか?

ピーターソンが続行を望むのは、エミット・スミスが持つ史上最多ラッシング記録を抜きたいからかもしれない。ピーターソンのキャリア通算ラッシングヤードは1万4,216ヤード(歴代5位)で、スミスの記録までは4,139ヤード。4シーズンでスミスを抜こうと思えば、毎年平均1,035ヤードを達成する必要がある。

彼は2018年にレッドスキンズで1,042ヤードを獲得し、昨年は898ヤードを獲得した。昨年はトッド・ガーリー、アーロン・ジョーンズ、アルビン・カマーラ(各5回)やエゼキエル・エリオット(4回)といったビッグネームより多く、20ヤードラッシュを6回達成しており、今も才能を輝かせる瞬間は確かにある。

キャリアを通して普通の期待に逆らってきたピーターソンにとって、あとどれくらいの力が残されているかは大きな疑問だ。

レッドスキンズには彼を含め、デリウス・ガイス、ルーキーのアントニオ・ギブソン、ブライス・ラブ、ペイトン・バーバー、ジョシュ・ファーガソンにJ.D.マキシックという厚いバックフィールド層がいる。果たしてスミスの記録を追うピーターソンが2020年にスナップの大半を受け取れるかどうかは要注目だ。

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