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NFL幹部アドルフォ・バーチ三世がタイタンズのフロントオフィスへ

2020年06月26日(金) 15:01


テネシー・タイタンズのチアリーダー【AP Photo/James Kenney】

アドルフォ・バーチ三世はNFLのリーグオフィスからテネシー・タイタンズのフロントオフィスへと移る。

タイタンズは現地25日(木)、フロントオフィスに新たに3名が加わると発表しており、その中でバーチ三世は商務担当と最高法務責任者を兼任する上級副社長に就任する。また、クリエイティブディレクターとしてサーフ・メレンデズ、法務統括責任者としてダン・ワーリーが加わる。

バーチ三世は24年にわたりNFLオフィスの複数の役職で働き、直近では労働政策とリーグ事務担当の上級副社長を務めている。バーチ三世は個人の行動方針、薬物政策、労働交渉、従業員の育成などの課題に取り組み、リーグオフィスの中心人物として活躍してきた。

テネシー州ナッシュビル出身のバーチ三世は、アメリカ屈指の名門校であり最難関大学の一つとして知られるヴァンダービルト大学の法学部を卒業しており、2014年にはヴァンダービルト理事会のメンバーに選ばれている。テネシー州最高裁判所初のアフリカ系アメリカ人最高裁長官であるA.A.バーチJr.の息子でもある。

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