コリン・キャパニックに関心を持つチームたちが彼に関するリサーチをそれぞれ続ける中、このフリーエージェントクオーターバック（QB）の友人、知人たちに接触を試みているところもあるという。『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが現地26日（金）に報じた。

同局のマイケル・シルバーは今週初め、複数のチームがキャパニックに関心を持っていると伝えたが、その後、彼に直接接触したチームはまだ1つもないとの報道も飛び出した。

しかし、ガラフォロは『NFLTotal Access（NFLトータルアクセス）』の中で、チームたちは徐々に彼との距離を縮めていると伝えている。

「彼らは旋回しながら近づいている。私の知る限り、近年で最も近づいているはずだ」とガラフォロは述べた。「なぜ直接キャパニックのところへ行かないのか？　直接エージェントに尋ねればいいのにと思うだろう。どうしてこんな回りくどいことをずっと続けているのかと。それはいい質問だ。私の理解する限り、少なくともチームの観点から説明するなら、彼らはまだ宿題の最中、リサーチの途中なのだ。契約をまとめられるという十分な自信が得られたら、そこで初めてエージェントと直接コミュニケーションを取る。今のところは・・・キャパニックが近くリーグに戻ってくるといういい兆候がますます強まるばかりだ」

キャパニックは2016年を最後にNFLでプレーしていない。彼はアメリカ国内の社会的不平等と警察の暴力行為に抗議して、国家の演奏中に膝をついた。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは先頃、キャパニックとの契約を奨励するとチームたちに呼び掛けている。

「彼がNFL復帰を望むなら、それを決断するチームが必要になる」とグッデルは『ESPN』のインタビューで述べた。「しかし、私はそれを歓迎するし、決断しようというクラブがいればサポートし、奨励する」

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