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バッカニアーズとの長期契約は“かなり厳しい”とLBバレット

2020年06月30日(火) 14:52


タンパベイ・バッカニアーズのシャキール・バレットとサンフランシスコ・49ersのレイケン・トムリンソン【AP Photo/Chris O'Meara】

ラインバッカー(LB)シャキール・バレットは長期契約への望みをかけてホールドアウトを続けているが、それほどの期待はかけていない。

「今の世界の状況では、長期契約はたぶんかなり難しいだろう。俺たちは契約に取り組んでいるけれど、おそらく長期(契約)にはならないと思う)」とバレットは現地29日(月)に『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』で語った。

タンパベイ・バッカニアーズはこのオフシーズンに、バレットにフランチャイズタグをつけた。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響で収益関連に混乱が生じる可能性があることから、来年のサラリーキャップには不確実な要素が生じており、タグをつけられた選手が2020年に複数年契約を獲得するのを難しくしている。

バレットは先週、長期契約を結ばないまま現地7月15日(水)に設定されている締結期限が過ぎるのであれば、タグにサインする計画だと明かしていた。

「俺たちは今でも何らかにたどり着こうと取り組んでいる。でも、フランチャイズタグはフィフティ・フィフティという感じではなく、もし何かを完了させられないのなら、確実にそれにサインすることになるだろう」とバレットは月曜日に語った。

「今でも何かを成し遂げようと努力しているし、とにかくできる限りは待つつもりだ」

「来年も絶対にここにいるはずさ」

実力を証明するための1年契約でタンパでの初年度を終えたバレットはキャリアで初めてフルタイムの役割を果たしてサック19.5回をマークし、2020年には1,580万ドル(約17億円)を受け取ることになっている。

「自分にできることはすべてやったし、できる限り楽にいくよう努力して手つかずのものは何もなかったから、少しフラストレーションを感じる」とバレットは述べた。

「だが、自分に必要なくらい、もしくは俺が自分に必要だと思ったのと同じくらいができなかったのかもしれないし、背水の陣になっていたとしても気にしないけれど、保証があればずっといいね」

バレットはタグをつけられた選手たちの多くがチームのコントロール下で感じていることを経験している。27歳のバレットは1年のテンダーでプレーすることを――今後2週間で契約が成立しない限り――観念し、再びビッグシーズンを過ごして来年にフリーエージェントになることに望みをかけている。

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