クロウニーとの契約前に個人面談を望むタイタンズGM
2020年07月09日(木) 08:42テネシー・タイタンズはパスラッシャーのジェイデビオン・クロウニーと今も契約を希望しているチームの1つとうわさされる。
タイタンズのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・ロビンソンは現地7日(火)夜、地元『Save Haven Family Shelter(セーブ・ヘイブン・ファミリー・シェルター)』を支援するビデオ会話の中で、何か行動を起こすとすれば、その前にまずは個人的にクロウニーと会って話したいと述べた。
「彼のプレーやトレーニングする姿を『Twitter(ツイッター)』で見たよ」と彼は『PaulKuharsky.com』に語った。「それがどのような契約内容であろうと、締結するためには選手が確実に健康であることを確かめたいものだ。できれば医者に診てもらい、全て問題なしだと確認したい」
先月、最近のクロウニーとは話をしていないとロビンソンは語っていた。クリーブランド・ブラウンズは7日にディフェンシブエンド(DE)のオリビーア・バーノンの契約を見直しており、クロウニー獲得からは身を引いたと考えられる。
コアマッスルの手術を受けたクロウニーにとって、選手の身体検査に制限のある現在の状況が契約進行の妨げとなっている。チームたちは彼の契約要求額――年間2,000万ドル(約21億円)超――をのむ気はなさそうで、少なくとも抱え医師の診断を受けてからでなければならないとの考えだ。
身体検査を受けられるまで、クロウニーはトレーニングキャンプの開始を待たなければならない可能性もある。さらに、彼が希望しているような長期契約も難しそうだ。パンデミックに影響されたオフシーズンの現実を考えると、まずは様子見の1年契約にサインを強いられるかもしれない。
ロビンソンはクロウニーと契約したタイタンズについて、あえて想像を巡らせている。もちろん、あくまで仮定の話だ。
「ハロルド・ランドリーがいて、ビック・ビースリーがいて、クロウニーがいる――仮定の話だよ――ジェフェリー・シモンズがいて、パワーラッシュのダクアン・ジョーンズがいて、俊足のカマレイ・コレアがいる。動かせる多彩なピースがそろうわけだ」と彼は述べた。「また、運動能力に優れたランドリー、ビースリー、コレアがいるので、彼らをカバーに入れて、デビッド・ロングやジェイオン・ブラウン、誰でもいいので送り出すこともできる。使えるチェスの駒がより取り見取りの状況だ」
タイタンズであれ他のクラブであれ、どこかがクロウニーを身体検査とワークアウトに招集するまで、ロビンソンはそうした駒を盤上に並べる日を夢見ることができる。
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