カウボーイズ、QBプレスコットの希望を超える年数のオファーを提示
2020年07月09日(木) 13:00夏が近づき、現地7月15日(水)という期限が迫りつつある中、クオーターバック(QB)ダック・プレスコットとカウボーイズは窓を閉じて長期契約に取組み続けている。
長期契約の締結期限まで1週間というタイミングを迎えた現地8日(水)の段階では、カウボーイズが一つのオファーを提示しているものの、プレスコット側が望むよりも長期にわたるものだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。
そのオファーは月曜日にQBパトリック・マホームズとカンザスシティ・チーフスが結んだ10年契約の領域に至るものではないが、プレスコットが望むよりも長いとペリセロは述べている。
フランチャイズタグをつけられた選手が長期契約を結ぶための期限が、7月15日だ。
プレスコットは6月22日にテンダーにサインしているため、トレーニングキャンプのホールドアウトは見込まれない。2度のプロボウラーであるプレスコットは昨シーズンにキャリアハイの4,902パッシングヤードを記録しており、これはチーム史上2位の数字でもある。タッチダウンパス30回もまた、4年のキャリアにおいてベストの記録だ。
1カ月もたたないうちに27歳になるプレスコットは、タグによって今季は3,140万ドル(約33億7,000万円)でプレーすることになっている。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、NFLにおいてこれまでフランチャイズタグをつけられた8人のQBの中で、タグでプレーをしたのはドリュー・ブリーズとカーク・カズンズの2人のみで、いずれもその後は新チームと契約している。
しかし、ペリセロが言うようにこういったことは“期限ぎりぎりまで”続くものであり、プレスコットとカウボーイズが答えを出すまでにまだ1週間がある。
【A】