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遠くからサッカー選手の妻を応援するテキサンズDEワット

2020年07月10日(金) 14:58

ヒューストン・テキサンズのJ.J.ワット【AP Photo/Michael Wyke】

アメリカの女子プロサッカーリーグであるナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグの一戦として現地7日(水)に無敗のノースカロライナ・カレッジと対戦したキーリア・ワットとシカゴ・レッドスターズは、1対0で敗北した。

この試合はユタ州ヘリマンのザイオンズ・バンク・スタジアムで行われた。ヒューストン・テキサンズのディフェンシブエンド(DE)であるJ.J.ワットが現地に赴いて直接妻のキーリアを応援したかったのは間違いないが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによってそれは不可能なことになっている。

弟たちのT.J.とデレクがピッツバーグ・スティーラーズでプレーしているオールプロのワットにとって、現在の制限の中でプロスポーツキャリアを送るにあたる課題は家族の問題だろう。

水曜日の夕刻に『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』に出演したワットは、キーリアを直接に応援できないのは“新しい日常”における残念な副産物だと述べた。

「初めて見たときは信じられなかったよ。俺は本当に彼女を誇りに思う。彼女を自分の人生に迎えられてとてもうれしいんだ」とワットは語った。

「今は本当にほろ苦い時期だね。彼女はユタにいて、トーナメントを戦っているけれど、“バブル”にいるんだ。だから、彼女に会いに行けないし、彼女が俺に会いにくることもできない。だから、俺たちは会えないんだ」

ワットにとって、今はいろいろな意味で厳しい“待ち”の時期のようだ。番組でテキサンズの様子について問われたときのワットの答えは、今季の見通しよりもチームメイトたちとの活動に戻ることに対する興奮にあふれていた。

「俺たちはそこにいってフットボールをプレーするのを楽しみにしている。もちろんオフェンスにはいくつか武器が増えたし、一部の武器を失ってもいる――そこの部分は少し変化があったんだ――けれど、チームとして俺たちはそこに行って、競い、プレーする。とにかくプレーしたいのさ。ただそこに行ってプレーしたい」とワットは語った。

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